夏をじょうずにのりきる生活法

2008-08-25

連日30℃を超える夏本番の季節がやってきました。この暑い季節をじょうずにのりきり、病気にならないように予防するためには、規則正しい生活を送ることが大切です。特別なことではありませんが、現代人にとっては忙しいスケジュールなどでなかなか実行できない事もあります。

● 食事……朝食をできるだけ、抜かないようにしましょう。できるだけ一定の時間に3食きちんと摂ることです。汗をかいたら必ず水分を補給を。水分補給は、のどが乾いてからより、乾く前にこまめに補給することが脱水症状や疲労を予防できます。

寝苦しい夏の夜を熟睡するために
夏の夜を快適に眠るためには、エアコンは、就寝1時間~30分前より室温を22~23度にセットし、部屋と寝具を冷やします。寝るときに室温を25度くらいに設定し、タイマーを1時間で切れるようにセットします。エアコンの冷気が直接体にあたらないよう注意しましょう。また室温は高めでも、除湿すれば寝苦しさを解消することもできます。
扇風機を使う場合は、布団から離れた位置に置き、上方に向けて首振りにし、タイマーをセットして1時間以内に切れるようにするなどの工夫をして下さい。

さらに、熟睡するためには夕食は眠る3~4時間までに、消化のよいものを食べることです。なかなか寝つかれない時は、一杯の牛乳をすすめします。牛乳に含まれるカルシウムには鎮静作用があり、イライラを解消して安らかな眠りにつくことができるのです。また神経が高ぶって眠れないときは、少量のアルコールは気持ちをリラックスさせてくれる眠り薬になります。(飲みすぎ注意!)

● 運動……適度な運動は生活にリズムをつけ、自律神経の働きを整える効果が高くなります。ストレス解消や食欲増進にも有効なので、ぜひ毎日の習慣にしましょう。夏場は、朝晩の日差しが弱く涼しい時間帯に、ウォーキングなど軽い運動をするといいでしょう。
● 入浴……ぬるめのお湯にゆっくり入ることは、自律神経の働きを整えて、心身ともにリラックスさせる効果が高いと言われています。就寝前にシャワーを浴びる事も効果的です。

夏バテについて
夏の湿度の高いジメッとした暑さは、とても不快で誰もが体調を崩しがちです。でもその原因をきちんと理解すれば、夏バテ解消もそうむずかしいことではありません。夏バテは、おもに次のような原因によって起こります。

● 体内の水分・ミネラルの不足……暑さで汗をたくさんかくことによって、体内の水分と電解質(塩分・ミネラルなど)のバランスが崩れて脱水症状を起こし、体調に異常を起こします。
● 暑さによる食欲の低下……暑さによって胃の消化機能が低下すると食欲がなくなり、ビタミン類、ミネラル、タンパク質などの必要な栄養素が不足してからだがだるい、根気が続かないなどの症状が出ます。清涼飲料水やビールなど、冷たいものばかり飲むと、胃の消化酵素の働きが低下し、さらに食欲がなくなるという悪循環に陥りますので注意しましょう。
● 暑さとクーラーによる冷えの繰り返し……クーラーのかけ過ぎで冷えた室内と、外気の温度差が大きいと、そこを何度も行き来することで、体温を調節する自律神経のリズムが乱れ、自律神経失調症を引き起こします。


夏バテの症状とは?
自律神経は全身の機能に影響を及ぼすため、夏バテになると心身ともに不調に陥り、次のような症状が出てきます。
● 全身の疲労感。
● 体がだるい。
● 無気力になる。
● イライラする。
● 熱っぽい。
● 立ちくらみ・めまい・ふらつき。
● むくみ。
● 食欲不振。
● 下痢・便秘。

とくに体の調節機能が未熟な幼児は、脱水症状を起こしやすくなります。お年寄りは暑さによって体温が上がって、熱中症(日射病と熱射病)を起こし、衰弱しやすいので注意して下さい。

日ごろから胃腸の弱い人や虚弱体質の人、自律神経の調節機能がうまくいっていない人、神経質で環境の変化に過度に反応してしまう人なども夏バテになりやすいので要注意です。また、「夏バテのせいだ」と思い込み、食中毒など早急な治療が必要な病気を見逃すことのないようにしましょう。

夏バテで食欲がないときは?
食欲がない時は、1~2日なら無理をして食べる必要はありません。食べたいと思うものを少量ずつでも摂るようにして、体力が消耗しないようにします。良質のタンパク質やビタミンA、B1、Cなどを摂り、水分補給を心がけることで、だるさなどを改善することができます。
しかしまずはじめに単に夏バテか、内臓の病気(胃炎、肝炎など)が原因かを突きとめることが大切です。夏バテが原因の場合は、食べなければ体力がつかず、夏バテも回復しないという悪循環になるので、工夫して、できるだけ食欲を回復させるようにしましょう。
● 涼しさの演出
氷といっしょに盛られた冷やしソーメンなど、暑さを忘れるような演出を。
● 酸味
梅干を見ただけでツバが出るなど、酸味は食欲不振の改善に有効です。酢の物などもおすすめ
● 香辛料酸味
青ジソやゆず、粉山椒、木の芽などの香りは食欲を増進させます。
● 食前酒
少量のアルコール飲料は胃の粘膜を適度に刺激して、胃液の分泌を高める効果がある。